テルモ、心臓カテーテルの治療製品を拡充
オーケストラ?バイオメド社から、薬剤溶出バルーンの独占販売権を取得

2019年6月13日


 テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、米国医療ベンチャー企業のオーケストラ?バイオメド社(ペンシルベニア州)と販売提携し、同社が開発する薬剤溶出バルーン「Virtue」のグローバル独占販売権を取得しました。一時金として現金3,000万米ドルの支払いと500万米ドルの出資を行います。また、開発及び製造販売承認に関する一定の条件達成に応じた長期にわたるマイルストーン払いと、販売に際してロイヤリティ払いが発生します。
 心筋に酸素や栄養素を供給する冠動脈が狭くなったり、閉塞したりすることによって起きる狭心症、心筋梗塞などの病気を血管内からカテーテルで治療する場合は、主にステント(金属でできた網目状の筒)を使用します。しかし、ステントを置いた血管が再び狭くなった場合や、ステントを置けないような小血管では、治療の選択肢が限られていました。
 本製品は、ステントで治療しづらい病変部に対して、カテーテルの先端についたバルーンで血管を広げ、さらにバルーンから細胞増殖を抑制する薬剤を溶出させ、血管が再び狭くなることを防ぎます。Virtueは従来のバルーンカテーテルとは薬剤が異なり、冠動脈治療のステントに標準的に使用されているシロリムスという薬剤が使用されています。また、バルーン表面に薬剤を塗布する従来の方式ではなく独自の薬剤溶出方式を採用しているため、薬剤が病変部の手前の血管内ではがれるリスクが低減されています。
 テルモは、カテーテル治療の始まりから終わりまでの幅広い医療機器を、世界中で提供しています。今回の薬剤溶出バルーンの販売はアンメットニーズの大きい領域での製品群の拡充となります。
 Virtueは、まだどの地域でも販売していませんが、2020年に治験を開始し、数年後には米国で初の製造販売承認を取得することを目指しています。テルモは、オーケストラ?バイオメド社が行うグローバルでの治験を支援し、本製品の各国での販売承認取得を促進します。今後、米国での発売に加え、日本、中国などグローバルで展開予定です。

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  • ※総額500万米ドルのうち、250万米ドルを一時金3,000万米ドルの支払いと同時に出資、残る250万米ドルを数年後に出資予定です。

テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。

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